交通事故治療で整形外科さんと併院

2022/05/07 | カテゴリー：トピックス, スタッフブログ, 豊橋交通事故治療ブログ

こんにちは、豊橋市ふたば接骨院・鍼灸院です。

去る2月14日から28日の2週間でふたば接骨院・鍼灸院では交通事故に関するアンケートを行わせていただきました。

ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。

さて、今回どんなアンケートを行ったかと言うと、もちろん、交通事故治療に関するモノであります。

内容は

１．交通事故後から2週間以内に出た身体の痛みは交通事故の怪我として認められることをご存じですか？
２．当院で、交通事故後の症状改善のために自賠責保険を使って原則自己負担0円で治療が受けられることをご存じですか？
３．交通事故後の症状改善のために整形外科と接骨院を併用して通うことができることをご存じですか？

という3問を答えていただきました。

問1に関しては回答74人のうち61人と82.4%の方が知らないと回答
問2では25人と33.8%の方が知らないと言う事でした。
問3には39人で52.7%の方が知らないとのことでした。

今回はこの中で問3の整形外科との併院について説明して行きたいと思います。

交通事故において接骨院と整形外科との併院することができると言うことを接骨院に通院されている患者様でも半分以上の方がご存じないと言う結果が出てしまい告知不足を痛感する次第です。

ということで説明をさせていただきたいと思います。

まず、前提としてルールとして交通事故後の整形外科と接骨院の併院は認められています。

その上で、整形外科・接骨院ともにメリットとデメリットがあり、併院することで両方のメリットを受けることができるのです。

では、それぞれのメリットとは何でしょうか。

まず整形外科に通院するメリットは。
検査・診断・治療など医療行為は、整形外科でのみ行える。
これは整形外科では、医師が医学に基づいて、医療行為（検査・処置・投薬・治療・手術・リハビリなど）を行い、痛みなどの症状を引き起こしている原因を詳しく検査して明らかにした上で、原因に合わせた効果的な治療を選択できます。
さらに、警察に提出する診断書や後遺症診断書は整形外科でなければ作成できません。

そして、デメリットは、診療時間が短く予約が取りづらいと言ったことや画像診断などの検査に映らない筋肉や腱の不調に対しては電気治療と薬による治療のみとなることが多いと言う事です。

そして、接骨院に通院するメリットは。

まず、整形外科でデメリットだった通院の部分で、整形外科では通常やってない平日夜や土曜日、祝日なども営業している接骨院も多くあり、仕事終わりや休みの日に通院することも可能です。

時間を気にすることなく通院できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

そして、もう一つこれも整形外科でのデメリットでもあった筋肉や腱などの画像診断に映りにくい症状に対して有効となり症状が改善することがあります。整形外科では湿布や電気治療などあまり積極的な治療は行われないことが多いですが、接骨院では電気治療の他にもマッサージなどで積極的な施術が行われ、それによって効果を実感できることがあるのも事実です。

そして、接骨院に通うデメリットは、まず「医療行為」ができない。
接骨院の柔道整復師は医師ではない為、レントゲンやCTなどの画像診断、痛み止めや注射などの投薬治療、手術などの医療行為を行うことができません。
さらに、診断書や後遺症診断書などの作成も出来ません。

上記の様に、それぞれメリット・デメリットがあり、両者を併院して通うことでデメリットを打ち消すことができるのです。